みなさんと一緒に食べることについて考える場をつくりたい

慌ただしい朝、健康のため大切だとは思っていても、ついつい抜きがちな朝食。
だけど、心から美味しいと思える朝食で一日をスタートできたら少し幸せな一日を過ごせそう。

近くのレストランのシェフが、地域の食材を使ってダシから丁寧に作った旬のスープが並び、お母さんのような栄養士さんが「飲み過ぎの朝はこれがいいよ」とそっと教えてくれる。

心にも体にもしみわたる美味しいスープを片手に、仲間達とほっとする朝のひと時。

作り手と食べる人が近い、神戸だからこそ、オフィスにそんな時間をお届けできたらと、Farm to Office Kobeはスタートしました。

でも食べる人が使われている野菜の畑の匂いを想像したり、また作り手側も食べる人に想いを馳せたりするには、今の時代は作り手と食べる人が遠くなりすぎたのかもしれません。

忙しい毎日の中で、食事のことを考えるのは面倒なことです。それでも食べること、というのは本来人間にとって、身体をつくり、思考をつくり、生き方をつくる、大事な営みです。

だから、作る側・食べる側の距離が近いこの神戸という環境の中で、みなさんと一緒に”食べること”について考える場をつくりたいと思いました。

何を選んで、どのように食べるのか。
美味しいって自分にとってどういうことなのか。

私達が答えを持っているわけではありません。

みなさんの忙しい日々の中でこの場が、そんなことを考えてみる、楽しめる、きっかけになれば幸せに思います。

発行人 井賀英夫
編集長 桂 知秋