さおり先生の大人のための食育質問箱vol.4 「免疫力をアップするには?」

  1. コラム

Q:コロナウィルスの流行でニュースでよく耳にする免疫力。アップさせるにはどうしたらいいですか?

さおり先生の回答

A:免疫力アップにはとにかく発酵食品。お味噌汁で十分です!

感染症予防には自分の免疫力をアップさせること。

寒くなれば風邪、今年は2月から世界的に猛威を振るうコロナウイルス、同時にひそかに!?流行のインフルエンザ。

これら感染症等に罹る人と罹らない人、何が違うの?と思いますよね?ちなみに私は生まれてこの方、インフルエンザに罹ったことがありません。(予防接種は病院に勤めていた時のみ。)予防接種を毎年接種しても絶対に罹る人、全くしたことなくても罹らない人、ほんとうに様々です。

感染症の病気を予防する方法はいろいろありますが、一番大切なのは「自分の免疫力をアップさせること」です。たとえ自分の周りで感染症が流行ってもその感染力に負けない強い体を作るということが重要です。

その免疫力アップの方法は

  1. 規則正しい食生活 
  2. 十分な睡眠 
  3. 適度な運動 
  4. ストレスとうまく付き合う

です。

スーパーから納豆が消えた理由。

3つの中でも今回は特に管理栄養士の観点から食生活についてお話したいと思います。

食生活で免疫力アップするためには、

  1. 抗酸化作用がある、緑黄色野菜 
  2. 腸内環境を整える作用がある食物繊維が豊富なきのこや海藻類、そして発酵食品、
  3. 体温を上げる作用のある、生姜や根菜類などの食品

の摂取が有効です。

特に2の腸内環境を整える「発酵食品」。発酵食品には納豆やヨーグルト、キムチなどがよく挙げられますが、私たち日本人にはとっても身近で和食には欠かせない味噌、醤油、みりん、日本酒、酢は全て発酵食品です。

コロナウイルスが流行したことで免疫力アップのニーズが高まり、スーパーから納豆が消える!ヨーグルトの売れ行き倍増!などのニュースがありましたね。

なぜ発酵食品が免疫力アップにつながるのか?それは発酵食品は善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌)を多く含んでいるからです。その善玉菌は腸内に存在します。免疫細胞の6~7割が集まると言われている腸。善玉菌を多く摂取することが免疫細胞を活性化させ、さらに腸内環境も良くしてくれます。腸内環境が良くなれば、食べ物の消化・吸収が良くなりますので、発酵によってつくりだされた酵素や成分(アミノ酸やビタミンなどの栄養素やクエン酸など)をしっかりと取り込むことができ、それらが腸を整えるという好循環も期待できます。

お勧めは朝食に1杯の味噌汁!野菜やきのこを入れると◎体温上昇にもつながります。

そして免疫力アップには笑顔もとっても大事!規則正しい食生活と笑顔で乗り切りましょうね!

管理栄養士 橋本沙織

管理栄養士として10年間の病院勤務後、フリーランスに。母になり食の大切さを改めて痛感。「食べることは生きること」をモットーに、B-LIFEを主宰。食に関する体験を通じて食の大切さを実感してもらえる企画を主催。糀エヴァンジェリストとしても糀料理教室や基礎講座などを通して活動中。2人の男の子のお母さん。

 

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